昨日の記事は、もっともっと下に潜っていくという決意表明だったのに、次の日に急浮上してしまいました・・・・・・。
妙に視界が明るくて、ハートが軽い、、、、、、もしや、うつ期間終了、、、明日のことはわからないけれど。
「トラウマ」というキーワードが、数か月前から上がってきていました。
今日、ミラーニューロンの本を出している大嶋信頼さんの『
それ、あなたのトラウマちゃんのせいかも?』を半分まで読んだのです。ピンときて買ったものの、気が進まなくて何か月も積ん読になっていたもの。
トラウマって、今まで、少し距離を置いていた言葉だったのですが。
この著者が定義する(もしかしたら一般的な定義とは少し違うかもしれない)「トラウマ」は、想像した以上に思い当たることが多く。。。まさに、今このタイミングで読む本だったのかなと。
わたし、昔から、自分でも不思議なんだけど、「安静」にたえられないのです。なにもせずに、なにも考えずにいると、すごい恐怖感にさらされる。死にたくなる。だから、強引に眠ってしまうのです。
わたしが、過眠傾向なこと、、、いくらでも、何時間でも眠れるのはラッキーだったと思います。私がただひたすら毎日眠っているとき、それは、眠たいのとは少し違って、恐怖を感じないために意識を失うかのように、寝てしまうのです。もしもお酒が飲める体質だったなら、アルコール中毒になってたんじゃないかと思う。。。
その自覚はうっすらとあったけど、自分ではどうしようもない領域でした。「起きてられない」のは「意志が弱い」ことと、どうしてもつながってしまうし、、、でも、そんな自分をも「認める」っていうのが、私のテーマじゃん、あーでも、本当は起きていたいんだよ、でも起きているのは死ぬほどの恐怖、、、結局負けて寝てしまう、、、、、、ああ、わたしにできるのは、そういう自分を責めないこと!、、、、、、それでもわきあがる罪悪感、、、責めるんじゃないよ!って責めるわたしを責めるという不毛なループ(笑)
まあ、起きてるとき(=納期前など用事があるときだけ)は頑張れるんだから、、、、、、と放置してきた部分でもあります。
納期とかのストレスに追いまくられているときだけ、わたし、実は、少しだけ、幸せなのです。。。。。。もちろん、辛いけど、精神的にも体力的にも本当に辛いけど、でも、生きていて、ちょっといいかも、みたいな気分は、追いまくられている極限のストレス下でしか、わたし、感じられないみたい、、、、ということは、薄々、何度も繰り返すうちに、自覚していたことでした。
そのあたりの闇が、この本の前半で、ストンと腑に落ちたというか。この人の「トラウマ」理論なら、説明がついた、というか。
具体的な説明は省くけど、本の半ばに、「恐怖に浸る」方法が紹介されていて、すぐできそうだったので、その場で本を伏せ、やってみることにしたのです。「〜する恐怖」「〜を失う恐怖」などなど、思いつくままに、いろいろな恐怖に浸っていったら、確かに、特定の恐怖で、心の奥底で何かが溶けていくような、軽くなるような感じになるのです。で、また別の恐怖を思い浮かべて、とやっていったら、リバーシングの最後みたいに、身体がどんどん軽くなり、全身が(イメージとしては幽体離脱的に)上に持ち上がっていって、至福状態で、そのまま寝入ってしまいました(具体的に、どの言葉のときに、至福状態に入っていったのかを忘れてしまったのが少し残念)。
なぜかラジオの音で目が覚めました。電源が切れているはずのラジオが勝手に鳴っていて。
起きる直前に見ていた夢の中で、私は両親に逆上して、怒鳴りちらしていました。そして、意識が戻ったとき、初めて「両親への怒りをおさえられない」私を奇異に思いました。
両親を一方的に責める枠組みから、ようやく一歩出られたのが、今日なのかもしれません。
なぜ、私は両親に怒ってしまうのか。やっと、そっち側に目を向けられました。
夜、久しぶりに1人でスーパーに行き(鬱状態のときの私はスーパーがすごく苦手)、ちゃんとご飯を作りました。スパルタ鍼灸院への予約を入れました。鬱状態から出た後では「なぜ・・・」と思うんだけど、鍼灸院の先生に予約の連絡するのすら、怖くてできなかったのです。(福岡に来てから、やはり恐怖のために一度も行っていない)美容院も行きたいな、と思い始めてる。。。。。。
あんなに、上がるのではなく、下がるのだと決意した翌日なのに。
といっても、この本はまだ半分。残りも楽しみ。
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大嶋信頼
青山ライフ出版
(2015-07-10)
コメント:「わかっちゃいるけど止められない」「なぜかいつも同じことを繰り返す」状態に確かに効果がありました。
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怖くてみれないのと私も感情にフタをしてきたからか感情を感じ切るっていうことがわからないのです。ヒーラーさんは恐れを抱きしめたとき愛にかわるといってました。私も この本を読んでみようかな…